スタッフブログ塗装に関するマメ知識やイベントなど最新情報をお届けします!

SKリニューアルのスタッフブログ 記事一覧

福岡県北九州市八幡東区にてマンションの外壁塗装と防水を行いました

    福岡県北九州市八幡東区西本町にて大規模修繕を行っております! 前回は屋根や付帯部分のなどの塗装中の様子をご紹介させていただきましたが、今回は外壁塗装や防水工事の様子をご紹介します。 前回の着工の様子をまだみていない方は前回の記事もあわせてご覧ください。   https://sk-renewal.com/blog/18663/   今回は外壁塗装工事と防水部分の施工の様子をご紹介します。   まずは塗料を塗っていく前にクラックや爆裂部分の補修を行っていきます。   [gallery columns="2" size="full" ids="18685,18684"]   施工が始まる前に写真のように補修が必要な部分に印をつけていきます。 実際に補修を行っている様子です。   [gallery columns="4" size="full" ids="18722,18691,18692,18690"]   こちらが外壁クラック部分を補修している様子です。 まずはクラック部分にカチオンを染み込ませペーパーでこすると、クラック部分の埋めてくれ見た目も綺麗に仕上がります。 今回のクラック補修はこちらの方法で補修を行っていきました。   [gallery size="full" ids="18696,18697,18695"]   こちらが爆裂部分の補修を行っている様子です。 爆裂部分に残っているコンクリートをはがし、錆止めを塗布しました。 その後表面をモルタルできれいに整えていきます。   このように建物のクラックや爆裂は地震や建物の酸化により発生してしまう為、定期的にしっかりと劣化部分の補修を行いましょう。 内部に入る水の侵入を防ぎ建物の劣化進行が早まらないように防止することができます。 放っておくと雨漏れの原因となりますので注意が必要です。   次にコーキング部分の施工の様子です。   [gallery columns="2" size="full" ids="18693,18694"]   外壁材がサイディングボードなどを使用してる場合もよく見受けられるコーキングはこのようなコンクリート打ちっぱなしの建物でも使用されております。 既存のコーキング部分をすべて撤去して新しいコーキングを施工していきます。 手順としては「撤去→養生→プライマー →充 鎮 → 押さえ込み →マスキング撤去→完成」となります。 傷んだまま放っておくと水が内部に侵入してしまう可能性がありますので塗装工事を行う際はこちらも必ず施工していきます。     [gallery size="full" ids="18705,18703,18704"]   こちらが今回実際に外壁塗装を行っている様子です。 今回は「エスケーセラミクリート工法」と呼ばれる工法を使用して施工していきました。 セラミクリート工法とは打ちっぱなしコンクリート用塗材として用いられており、紫外線や雨によっておこる劣化を防ぐために行います。 水性使用になっておりますのできついシンナーの臭いはなく環境に配慮した塗料になっており身体への害もありません。 今回はシリコン樹脂の塗料を使用して施工していきました。 カラーも豊富ですので、イメージチェンジも可能です。 現状を残したいが保護をしたいという方には透明もあり、今回は透明を使用して施工していきました。 また塗装後の艶々している見栄えに抵抗感があるという方は艶を少しなくす3分艶もご用意可能ですのでお見積りの際にご相談ください。   [gallery columns="2" size="full" ids="18714,18708"]     次に屋上の防水部分の施工をご紹介します。 既存はシート防水が使われておりました。   今回はウレタン防水X2工法を使用して施工していきます。 X-2工法とは密着工法とも呼ばれ、ウレタン防水の間にクロスを挟むことによって防水材の強度を高めている工法です。 ビルやマンションの屋上防水によく使用されており、エスケーリニューアルでも多く使用させていただいております。   ハイツKの施工中の様子紹介は以上になります。 完成の様子は後日施工事例にアップいたしますのでお楽しみに! ありがとうございました! 2021年10月28日 更新
施工中の様子公開

防水工事の種類とそれぞれの特徴をご紹介!

みなさん、お世話になってます。SKリニューアルです。 本日は、「防水工事の重要性と行うべきタイミングのご紹介!」という記事に続いて、防水工事の種類とそれぞれの特徴についてご紹介したいと思います。防水工事は、大きく4種類あるといわれており、順に説明していきます。 ①ウレタン防水 ウレタン防水の特徴 ウレタン防水は、液体状の防水材を施工箇所に塗装を行うことで、防水効果を施す工法になっています。主に、戸建てや、雨漏りしている箇所に使われるケースが多く、耐用年数は8~12年となっています。 メリット メリットとして、液体のウレタンを塗装することにより、防水層を形成し、防水効果を施す工法なので、施工箇所の形状に影響を受けにくく簡単に施工できるのが特徴です。また、臭いも発生しないため、周辺への影響も少ない工法になります。 デメリット デメリットとして挙げられるのは、人の手で塗膜を形成させるため、職人によっては完成度に差が出やすいということです。また、経年劣化に弱いということもあり、他の塗料に比べて、耐用年数は短くなっています。 FRP防水 FRP防水の特徴 FRP防水の特徴として、ガラス繊維でできているマットを施工箇所に設置したのちに、上から、ポリエステル樹脂を塗装する防水工事の工法の一つです。主に、マンションアパートの屋上等で使われるケースが多く、一般的には、10~12年程度の耐用年数とされております。 メリット FRP防水は、ガラス繊維でできているものになるので、車両の走行も可能な耐久性を誇ります。また、軽量になっており乾燥も早くなっているため、施工日数も2日程度で完了する点も魅力です。 デメリット デメリットとして、やはり紫外線に弱くそこからひび割れが起きてしまう事になります。また、施工時に、化学物質が発生してしまう為、臭いの面では多少課題が残っているものにはなっています。 シート防水 シート防水の特徴 シート防水は、ゴムであったり、塩化ビニールでできているシートを専用の機械を用いて、施工箇所に接着剤で張り付けていく防水工事の工法の一つになります。主に、アパートマンションの共用部に用いられることが多く、ビルなどの屋上にも活用されるケースがあります。耐用年数としては、10~15年程度とされております。 メリット シートを張り付けるという点なので、防水材の乾燥に時間がかかることがなく、広範囲にわたって施工を短期間でできます。その上、コストも節約できるメリットが挙げられます。 中でも、ゴムシート防水は、気温による変化に強く幅広い地域に対応可能です。 塩ビシート防水の工法は、紫外線や熱に耐性が強いという特徴があります。 デメリット ゴムシート防水のデメリットとして、施工箇所が平らである必要があるという点が難点です。また、接着剤を用いて張り付けるため、接着剤の良し悪しが防水に影響が出る場合があります。 塩ビシート防水は、ゴムシート防水同様に施工箇所が平らである必要がある点が難点になります。 アスファルト防水 アスファルト防水の特徴 アスファルト防水破、ルーフィングと呼ばれる合成繊維不織布にアスファルトをコーティングしたものを施工箇所に貼る防水工事の工法の一つになります。ビルなどの大規模なモノに使われるケースが多く、耐用年数は長く15~20年になります。 メリット アスファルト防水のメリットとして、昔から使われている安心できる防水工法の一つです。近年では、臭いの発生も抑えられており、コストも抑えて長期間の防水効果が期待できます。 デメリット アスファルト防水のデメリットとして、屋上が重くなってしまう為、建物全体が重くなってしまいます。また、紫外線にも弱く、劣化が進みやすくなってしまうといった特徴があります。 おわりに みなさん、今回は防水工事の種類とそれぞれの特徴についてご紹介しました。まとめると、防水工事には主に4種類あり、みなさんの物件や状況にあった施工方法を選定し、行う必要があります。雨漏りなどの漏水を止めたいといった相談の声も多く頂いており、満足いただけておりますので、お悩みの方は是非一度こちらから弊社の商品メニューをご確認ください。 2021年10月19日 更新
大規模修繕の豆知識

防水工事の重要性と行うべきタイミングのご紹介!

「前の雨でも雨漏りしなかったから、まだ大丈夫。」 「入居者の方から何も連絡がないから問題ない。」 これを読んでいただいているオーナーの中には、上記のように思っている方が多いと思います。 しかし、自身の物件がいつ雨漏りしてしまうか正確に判断できる方はいないと思います。 実際に、防水工事も塗装工事同様、費用が掛かってきますので、考えることを避ける方もいらっしゃいます。 そこで重要なことは、自身の建物の現状を知り劣化状況に向き合うことであり、それが資産価値の減少を最小限に抑える方法です。 なぜ、防水工事が重要なのかという点を今回のブログではご紹介していきたいと思います。 防水工事を行わなければいけない重要性 防水工事を行わなければいけない理由は、結論から申し上げると「マンションアパートの劣化」を速めてしまう原因の一つとなるからです。これは、木造やRC造等の構造に関わらず、防水を怠ったたり、不具合が起こったままの状態で放置したりしていると、漏水が発生してしまい、室内や躯体内部へと浸水してしまいます。内部へと浸水してしまうことで、木造の建物のケースでは、柱が腐食されてしまいます。また、コンクリート製の場合で行くと、木造同様に雨による腐食が見られ、サビやカビが発生します。このように、構造問わず、防水を疎かにすることは、建物の内部から劣化を進めてしまう原因になり、対策をしなければいけないということがわかると思います。 防水工事を行わなければいけないタイミングとは! 施工方法や、建物により耐久年数は違ってきますが、基本的に防水工事は、5年~10年を目安に検討を行う方が、多くいらっしゃいます。耐久年数は、あくまで目安ということもあり、実際に、建物の状況を見て、劣化状況を判断することが重要になります。ここでは、その一例をご紹介したいと思います。 まず、建築材のつなぎ目であるシーリングの箇所がひび割れていないかを確認することが重要になってきます。この点に亀裂が生じていると、雨漏りが発生してしまう可能性が非常に高くなります。なので、弊社でも紹介しているのですが、緊急度と重要度どちらも高い箇所になるので要注意です。 次に、屋上や屋根、バルコニーのある特定の箇所に水が溜まっているというような状況です。なぜなら、水が溜まっているということは、溜まっている部分の防水性能の低下を表しており、劣化が早まってしまう事が挙げられます。 また、3点目には、排水溝付近のつまりの確認が重要となります。水回りは手間がかかりますが、丁寧な掃除が必要になります。その理由として、ごみが溜まってしまうことで、水たまりができ排水機能が落ちることで、防水層の劣化が進んでしまいます。 これらの、点を要注意しながら、防水工事を行うタイミングを見極めていく必要があります。 おわりに みなさん、今回は、防水工事を行う必要性とそのタイミングの目安についてご紹介していきました。いかがでしたでしょうか。次回は、この防水工事の種類と特徴についてご紹介していきます。季節がら、台風の発生もあり、雨漏りが発生しやすくなっていますが、今一度浸水する前に、一度劣化状況の診断を行うことが、建物を守るのに必要な事になってきます。気になる方は、是非一度診断依頼でお声がけいただければと思います。 2021年10月10日 更新
大規模修繕の豆知識

北九州市にショールームグランドオープン!!

北九州市の大規模修繕専門店のSKリニューアルです! この度、北九州市のショールームグランドオープンに際しオーナー様を対象としたイベントを開催する運びとなりました。イベントの期間は、9/11~9/16の5日間と複数日ご用意しておりますので、皆様のご参加を心よりお待ちしております。   このような方はぜひご参加ください 今回のイベントには、下記のような6つの傾向のどれかに当てはまる方はぜひご参加いただければと思います。 ✅賃貸管理会社にすべて任せっきりにしている方 ✅修繕にお金をかけたくない方 ✅修繕を後回しにしている方 ✅見積もりをもらっているが、イマイチ前に進めない方 ✅少しでもコストを下げて資産を増やしたいとお考えの方 ✅大規模修繕をしたいけど、費用が気になっている方 こういったお悩みを抱えられている方ぜひ一度ご相談ください!小さな悩みの相談で問題の深刻化を防げるかもしれません。私たちSKリニューアルは、皆さんのお力にならせて頂きます。   ご来場いただいた皆様に特典も多数用意 今回のイベントにお越しいただいた皆様には3つの来場特典をご用意しております。 1点目が食パン1斤、2点目に卵1パック、3点目にサイコロで出た目の数だけどん兵衛をプレゼントいたします!少しでも皆さんのお役に立ちたいとの想いから、人気食材を取り揃えさせて頂いておりますので、ぜひご来場いただければと思います。   ショールーム7大見どころポイント公開 この度SKリニューアルがグランドオープンするショールームの7つの要チェックポイントをご紹介させて頂きます。 ✅実物模型が見られる! ✅資料が多数見られる! ✅無料でカラーシミュレーションが体験できる! ✅お客様の声が多数見られる! ✅実際の施工事例が多数見られる! ✅無料でキャッシュフロー診断が受けられる! ✅無料で実績15,000件を超えるプロが相談に乗ってくれる! このように、大規模修繕専門のショールームに用意させて頂いているコンテンツを通じて、「修繕の必要性を感じていない」「そもそも修繕の事例を知らない」「どこに任せていいのかわからない」「やったほうがいいのかわからない」などといった悩みを解決するお手伝いをさせて頂きます。   お問い合わせはこちらから 本イベントに少しでもご興味を持っていただけた方は、コチラからお問合せをしていただければと思います。 皆様のご来場を北九州ショールームにてお待ちしておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 2021年9月10日 更新
新着情報イベント・キャンペーン

福岡県北九州市八幡東区にてマンションの屋根塗装、付帯部塗装の様子

福岡県北九州市八幡東区西本町にて大規模修繕を行っております! 前回着工の様子をご紹介させていただきましたが、今回は実際に屋根や付帯部分のなどの塗装中の様子をご紹介しあます。 前回の着工の様子をまだみていない方は前回の記事もあわせてご覧ください。   https://sk-renewal.com/blog/18634/   付帯施工中の様子   まずは付帯部分の塗装行っていきました。 最初にご紹介するのはこちらのベランダ部分手すりの塗装です。   [gallery size="full" ids="18669,18667,18668"]   今回の手すりは金属でできていました。 まずはワイヤーブラシやサンドペーパーを使用して笹日が発生している部分や既存塗膜が剥がれる部分までしっかりと剥がしていきます。 事前にこのような下地処理を行うことで密着が弱くなりやすい金属系の素材との密着を高めていきます。   しっかりと下地処理が完了するといよいよ塗料を塗っていきます。 まずは錆止めから塗装していきました。錆止めは金属系の塗装工事を行う上で必ず塗っていく工程です。 その後上塗り材を塗っていきます。 前回と同じように赤色を使用して塗装していきましたが、別な色へ変更も可能です。   次に部屋と部屋の仕切り部分を塗装していきます。 [gallery size="full" ids="18671,18672,18670"]   ふち部分は金属系で作られているので、ベランダ手すりと同様の手順で塗装を行っていきます。     [gallery columns="4" size="full" ids="18674,18673,18675,18676"] 次に屋根塗装の様子です。 付帯部分の金属部分と同じようにケレンを行ってから塗装を行っていきました。 屋根足場を利用しながら安全に気を付けて塗装していきます。 もちろん手塗りで丁寧になり上げていきました。以前までは吹付で屋根塗装を行うことも ありましたが、今では手塗りで塗装を行うことがほとんどです。   今回の付帯部・屋根の塗装の様子はいかがでしたでしょうか。 なかなか高さのあるマンションの屋根塗装中の様子を見ることはできませんが、しっかりと丁寧に施工しております。   次回のは外壁塗装、防水部分の工事中の様子をご紹介します。 お楽しみに!     2021年9月5日 更新
施工中の様子公開

福岡県北九州市八幡東区にて5階建てマンションの大規模修繕が着工しました

福岡県北九州市八幡東区西本町にて先日から大規模修繕工事が着工しました! 今回実際に工事を行っているマンションはこちらです。     築 20年の5階建て12戸のマンションです。 1階部分は店舗が入っており、2階から5階部分が賃貸になります。 外壁はALCコンクリートが使用されており、屋根は一部金属屋根、一部シート防水が使われています。   はじめてのお問い合わせは雨漏れが見られるということで現地調査依頼を頂き、 今回雨漏れの原因部分の修理に伴って、外壁・屋根などの外装全体の大規模修繕を行うことになりました。   工事着工の様子   大規模修繕工事を行うにあたりまずは仮設足場の設置から行っていきました。 実際の仮設足場設置の様子はこちらです。         足場を設置する際はこのような大きなトラックの出入りが多い為安全には大変気を配りながら施工していきます。     今回は隣にもマンションがあり近隣との幅が狭い部分がありましたが、隣のマンションとの間にうまく仮設足場の設置を行うことができました。 もちろん安全対策もばっちりです。 近隣の方々には、騒音など大変ご迷惑おかけしましたが、ご協力いただきありがとうございました。     実際の仮設足場設置完成の様子がこちらです。 一階部分の足場には当たっても怪我をしないよう、物に傷がつかないように保護をしております。 一階部分は店舗、車庫がありますので、出入りがしやすいように考慮しながら足場の設置を行いました。     こちらが仮設足場屋根部分の様子です。 今回のアパート屋根部分に関しては傾きが急の為足場設置を行いました。   次回は実際に塗装を行っている様子をご紹介します。 お楽しみに!   福岡県北九州市八幡東区にてマンションの屋根塗装、付帯部塗装の様子→ 2021年9月2日 更新
施工中の様子公開

マンションの外壁塗装の周期や費用相場を解説

「マンションが古くなって見た目が汚い」 「そろそろ塗装やメンテナンスをするべき?」 マンションを持つオーナーの中には、どのタイミングで塗装工事をするべきなのかや、その必要性を知らない人もいるでしょう。 費用もかかることが予想されるので、いざ塗装しようと思うとなかなか気が乗らないという人もいるかもしれません。 この記事では、マンションの外壁塗装の周期や塗料の選び方、費用などについて紹介します。 「そろそろ塗り替えかも」と思っていた人は、ぜひ参考にしてください。   マンションの外壁塗装の周期は10〜15年ごと 国土交通省「改修によるマンションの再生手法に関するマニュアル」によると、マンションの外壁塗装は10〜15年ごとに行うことが推奨しています。また、国土交通省「長期修繕計画標準様式・長期修繕計画作成ガイドライン・長期修繕計画作成ガイドラインコメント」では、12年ごとの修繕をすすめています。 もし耐用年数が10〜15年に満たない塗料で塗装すると、その間にこまめな塗装やメンテナンスの必要が出てきます。余計な費用や手間がかかることになるので、マンションの外壁塗装の塗料選びをしっかりするようにしましょう。   マンションの外壁塗装は塗料選びが重要 塗料の耐用年数や、大規模修繕に合わせて外壁塗装をすると、メンテナンスの回数を減らせて、費用も抑えられます。以下では、マンションの外壁塗装に使うことができる一般的な塗料の耐用年数や料金相場を解説します。 シリコン 以前はウレタン系塗料が一般的でしたが、現在は価格、耐用年数ともに優れたシリコン系塗料が人気です。料金相場は1,800〜3,500円/平方メートルで、耐用年数は7〜15年保ちます。どの塗料を使ったらいいのかわからないという場合は、シリコン系塗料を選んでおくと安心です。 フッ素 価格はそれなりにしますが、耐用年数が長いのが特徴です。料金相場は3,000〜5,000円/平方メートルで、耐用年数は12〜20年とされています。メンテナンスの回数を減らしたい、大規模修繕まで再塗装はしたくないと思っている人におすすめです。 無機 無機塗料は、有機塗料(シリコンやフッ素など)と無機質な塗料を合わせて作ります。耐用年数が20〜25年で、塗料の中でも長いのが特徴です。そのぶん4,400〜5,500円/平方メートルと、価格は高くなります。 ラジカル 2012年に新しく登場した塗料で、塗膜の劣化を防ぐ効果を持ちます。 価格は2,200〜4,000円/平方メートルで、耐用年数は8〜16年とほかの塗料と比べると長いのが特徴です。   ほかにも、アクリルやウレタンといった長年おなじみの塗料も存在します。しかし、耐用年数が短く再塗装する回数が増えるため、大掛かりな塗装や補修工事が必要な建物には向いていないと言えます。   マンションの外壁塗装の費用相場は1戸あたり75〜100万円 国土交通省「マンション大規模修繕工事に関する実態調査」によると、マンション1戸あたりの工事費用の平均で1番多かったのは、75〜100万円です。その次は100〜125万円、50〜75万円となっています。 平均値で1番多かった75〜100万円を例に取り、総額としてだいたいどれくらいかかるのか計算すると、20戸のマンションなら1,500〜2,000万円、50戸なら3,750〜5,000万円になります。 実際にどのような工事が行われてこの金額なのかは示されていません。しかし、1戸だとこのくらい、というだいたいの目安にすることができるので、ぜひ参考にしてみてください。   マンションの外壁を塗装する必要性 「まだ見た目はきれいだけど、最後の塗装から10年が経ったからそろそろ塗装しないとダメ?」「そもそも何のために外壁を塗装するの?」と考えている人もいるでしょう。ここではマンションの外壁を塗装する必要性について解説します。 美観のため 塗装で外観をきれいにすると、築年数にかかわらず印象を新しくでき、内見したい人や、実際に住んでみたいという人を増やすことにつなげられます。 外観が悪いと、住みたいと思う人が減る可能性も考えられます。また、もともと住んでいる人も、より見た目がきれいな、新しいマンションに引っ越しを考えてしまうかもしれません。 劣化を防ぐ マンションの外壁塗装には、外観を良くする以外に、劣化を防ぐ効果があります。一般的な劣化症状には、外壁を触ったときに白い粉がつく「チョーキング」や、ヒビの症状である「クラッキング」「カビ」「コケ」などがあります。症状が進むと雨漏りや腐食につながるため、塗装によるメンテナンスは不可欠です。 また、マンションは、劣化症状がひどくなっても戸建てのように大規模な補修工事や張り替え工事を行うことが難しいです。そういった理由でも、定期的な塗装で補修しておくといいでしょう。   マンションの外壁塗装の工期とスケジュール マンションの外壁塗装の大まかな工期とスケジュールを紹介します。 日数は、塗装面積の広さや天候、季節などによって変わります。50戸未満のマンションなら、1〜3ヶ月で工事が完了する場合が多いです。もし50戸以上の大きなマンションであれば、2〜6ヶ月かかるとみておくといいでしょう。 スケジュールは、戸建ての塗装工事と変わりありません。スケジュールや実際の工期は、マンションの規模や塗装面の大きさによって変わりますが、ここではスケジュールのひとつの例を紹介します。 まずは足場を設置し養生をしたら、外壁を高圧洗浄できれいにします。そして、下地処理を行います。ここまでだと17日ほどかけて行われます。 コーキング作業は、増し打ち、打ち替えで変わりますが、だいたい7日程度です。 この後に下塗り、中塗り、上塗りを行います。目安の期間は9日です。 最後は、仕上がりのチェックや足場の解体、養生の撤去、清掃などを行います。規模が大きなマンションの場合、チェックや解体にもっと時間がかかる場合があります。6日程度かかるケースもあるのを覚えておきましょう。 このほかに、ベランダの防水工事、付帯部や屋根の塗装などを行うと、工期はより長くなるでしょう。   マンションの外壁塗装の注意事項 マンションの外壁塗装を行う際は、住人に事前告知しておくとトラブルを減らせます。考えられるトラブルには、塗料の臭いや飛び散り、工事のせいでほこりが立って住環境が悪くなる、駐車場が使えず不便になる、といったことが挙げられます。 また、ベランダや窓は養生する必要があるため、使用に関して制限が必要な期間が出てきます。住人に不便な思いをさせてしまう旨を伝えておくのがいいでしょう。 事前の告知内容は、工事期間や時間帯、どのような工事をするのか、気をつけて欲しいことなどを文書にまとめます。掲示板に貼ったり、ポスティングしたりすると広く知らせられて効果的です。   外壁塗装の周期を守ってマンションの価値を維持しよう マンションの外壁塗装は、塗料の耐用年数や、大規模補修の周期に合わせて行うのがいいでしょう。ある程度周期を守らないと、知らず知らずのうちに外観も外壁の機能性も劣化し、悪い印象のマンションになってしまいます。定期的で計画的な外壁塗装やメンテナンスを行い、マンションの価値を維持できるようにしましょう。 2021年7月7日 更新
大規模修繕の豆知識

アパートの外壁塗装の費用相場と工事するべきタイミングを解説

「アパートの外壁が古く汚くなって来たのをなんとかしたい」「アパートの外壁を塗装するには一体どれくらいの費用がかかるんだろう?」 アパートを所有しているオーナーなら、一度は悩んだことがあるのではないでしょうか? この記事では、アパートの外壁塗装にかかる費用の相場や、工事をするべきタイミングについて解説します。 費用相場やタイミングがわかれば、準備ができて、いつでも塗装に踏み切ることができるようになります。   アパートの外壁塗装の費用相場 一般的なアパートの外壁塗装にかかる費用は、200〜500万円が相場だとされています。もちろん、アパートの階数や塗装面、使う塗料によって費用は変わります。以下ではアパートの階数や大きさ、塗料の費用について紹介します。 アパートの階数や大きさで費用が変わる アパートの外壁塗装の費用は、階数や塗装面の増えると、そのぶん高くなります。 例えば、40坪2階建てのアパートの場合、塗装面積は316〜370平方メートル程度になります。 3階建てなら、塗装面積は475〜554平方メートル程度です。 これに塗料や足場、下地補修などの金額をかければ、おおよその外壁塗装の費用を出すことができます。 次は、塗装の要である塗料について紹介します。 塗料の種類で費用が変わる 塗装面積がわかれば、あとはどの塗料を選ぶかでおおよその金額を知ることができます。 アパートの外壁塗装には、シリコンやフッ素など、保ちがいい耐久性の高い塗料を使うのがおすすめです。以下では、 ・シリコン系塗料 ・フッ素系塗料 ・ウレタン系塗料 ・アクリル系塗料 の耐用年数と価格相場を紹介します。 シリコン系の塗料の価格相場は1,800〜3,500円/平方メートルで、耐用年数は7〜15年です。アクリル系塗料やウレタン系塗料に比べると高くつきます。しかし、価格と耐用年数のバランスや、汚れにくく色落ちしにくいのが人気の秘密です。 フッ素塗料は、3,000〜5,000円/平方メートルが相場で、耐用年数は12〜20年とされています。耐用年数が長く、そのぶんメンテナンスの回数を減らすことができるので、先ほどのシリコン塗料同様、アパートの外壁塗装にぴったりの塗料です。 耐用年数が5〜12年のウレタン系塗料は、1,200〜1,500円/平方メートルが相場です。料金相場が1,000〜1,800円/平方メートルのアクリル塗料は、耐用年数が3〜8年と短く、ウレタン塗装同様、こまめな塗り直しが必要になるため、外壁塗装に使うのは現実的ではありません。 500万円以上なら「建設業許可」が必要 アパートの外壁塗装の費用が500万円以上になる場合、建設業許可を持っている業者にしか依頼できません。建設業許可は、どの業者も持っているわけではなく、一定の条件を満たしたときにしか持ち得ません。 ベランダや屋根を一緒に塗装する場合や、劣化が激しく補修が必要なケースなど、アパートの塗装が大掛かりになると予想以上に費用がかさむので、注意が必要です。業者の建設許可証の有無は先に確認しておくといいでしょう。   アパートの外壁塗装の施工期間の目安 アパート外壁の施工期間は、2〜3週間が平均です。ただし、費用と同じく、塗装面の広さによって期間の長短が変わります。屋根やベランダ部分なども塗装すると、平均よりも3日〜2週間長くなると思っておくといいでしょう。 また、季節と天候も影響します。塗装に向いている季節は、塗料が乾きやすく、窓を閉め切りにしても過ごしやすい春と秋です。 塗装面の広さや季節、天候などによって施工期間が変わることを覚えておきましょう。   アパートの外壁を塗装するときの注意事項 アパートの外壁を塗装する際の注意事項を紹介します。初めてアパートを再塗装する場合、どんなことに気を付けていいのかわからないと、住人とトラブルを起こす恐れがあります。何事もなく塗装工事を終えられるように、注意したいポイントを押さえておきましょう。 引越しで忙しい季節に塗装しない 春先は塗料の乾きがいいので、外壁塗装に向いた季節です。しかし、春は学生や社会人の引っ越しシーズンのため、アパートやマンションなどの集合住宅は、この期間の工事を控えるほうがいいでしょう。 内見者が増える年明けまでに塗装工事が終わっていると、きれいになったところを見せることができ、入居率アップにつなげられる可能性があります。 事前にアパート居住者や近隣住民に知らせておく アパート居住者や近隣住民には、外壁塗装工事を始めることを事前に知らせるようにしましょう。外壁塗装の最中は、見知らぬ人の出入りが多く、普段はしない音や臭いを発するため、不便をかけることが増えます。 塗装工事のスケジュールや緊急の連絡先、行う時間帯、作業音や臭いが発生する旨などをまとめた紙を掲示板に貼ったり、各部屋にポスティングしたりするのもいいでしょう。   アパートの外壁塗装をするべきタイミング アパートの外壁塗装はいつ行うのがいいのか、気になるオーナーもいるでしょう。以下で、塗装のタイミングを見極めるポイントを解説します。 塗料や外壁材の耐用年数に合わせる 塗料や外壁材の耐用年数を覚えておくと、塗るべきタイミングが見極めやすくなります。塗料ごとの耐用年数は先ほど説明しましたが、外壁材にも寿命があるのをご存知ですか? アパートの外壁材には、一般的にモルタルやサイディング、ALCなどが使われます。耐用年数は、モルタルが約30年、サイディングが20〜40年、ALCが約60年です。それぞれ定期メンテナンスとして塗装を行う必要があります。塗膜の寿命だけではなく、外壁材のメンテナンス周期と寿命も参考にしましょう。 外壁に劣化症状が出たら 外壁は常に雨風にさらされ、日々劣化していきます。壁を触ると白い粉がつくチョーキングや、壁にひびが入るクラッキングの症状、カビ・コケが生えてしまった場合には、塗装でメンテナンスを行います。 もちろん、症状がひどいケースには、下地の補修や張り替えなども検討しなければなりません。気になる症状があれば、業者に見てもらうようにしましょう。   アパートの外壁塗装をするべき理由 アパートの外壁塗装は、少し費用がかかっても定期的に行うのがおすすめです。入居率アップや、入居者の満足度につながります。その理由を以下で解説します。 見た目が良くなって入居者が増える アパートの見た目がきれいになると、アパート全体の印象が良くなります。ほかのアパートよりも目を引くので、内見者や住みたいと思う人が増え、入居率のアップにつながる可能性があるのです。 反対に見た目が悪いと、いくら設備が良くても住みたいと思う人はそこまで多くないでしょう。たかが見た目ですが、入居率につながると分かればやらない手はありません。 より住みやすくなって入居者の満足度が上がる 外壁塗装は、見た目だけでなく外壁の機能性も向上させるため、もともとの居住者が感じていた不便な点を改善できます。もし劣化症状や雨漏りが起きているなら、一度業者にチェックしてもらい、塗り直し、もしくは張り替えなどを検討すると良いでしょう。 適切な改善を行うことで、居住者の満足度を上げることができます。   アパートの外壁を塗装して入居率アップにつなげよう 外壁の塗装は、見た目をよくするだけでなく、外壁の機能性も向上させます。前回の塗装からどれくらい経っているのか、外壁材の寿命、劣化症状は出ていないかなどを参考に、定期的に塗装のメンテナンスをして、入居率アップにつなげましょう。 2021年7月6日 更新
大規模修繕の豆知識

マンションの大規模修繕にかかる費用目安と資金のまかない方を解説!

大きなマンションを持っているオーナーなら、修繕にかかる費用や補助金などについて気になるのではないでしょうか? 「一体どれくらいかかるの?」「もし足りなかった場合どうしたらいいの?」など疑問に思っている人は、ぜひこの記事を参考にしてください。 大規模修繕の費用や調達方法を知ると、いざ工事を始めようとするときに準備がしやすくなります。   大規模修繕の工事費用の目安 マンションやビルなどの大きな建物を修繕するときに一番気になるのは、費用ではないでしょうか。費用の算出方法を知っていれば、所有する建物の修繕におおよそいくら必要なのか目星がつきます。以下で、大規模修繕の工事費用の目安と算出方法を紹介します。 1戸あたり75〜100万円が相場 国土交通省「マンション大規模修繕工事に関する実態調査」によると、大規模修繕の戸あたり費用の相場は、75〜100万円が平均です。もし50戸が入居する規模のマンションだったら3,820〜5,000万円、100戸だったら7,500万円〜1億円が費用相場になります。 こちらの資料は、どのような工事をしてこの金額がかかったのか、という細かなデータがない大まかなものです。よって、だいたいこれくらいの費用を用意しておくといいという目安にしてください。 総額は1,000〜3,000万円が相場 次は、東京都「マンション実態調査結果」(平成25年3月発行)で紹介されている、マンションの大規模修繕にかかった費用の相場です。大規模修繕全体の費用総額だと、1,000〜3,000万円が1番多いとされています。 この費用総額についても、どのような工事を行ったのかは詳しく書かれていません。しかし、行われた工事の中で、何が多かったのかの割合が書かれています。 1番多かったのが外壁修繕、2番目が屋上防水・塗装、3番目が鉄部の塗り替えとなっています。 ただし、大規模修繕は1回目、2回目、3回目で、修繕する箇所を変えることがあるため、費用が毎回違います。ご自身のマンションの状況に照らし合わせて、おおよその相場として参考にしてみてください。 大規模修繕の費用額の出し方 大規模修繕の費用は、工事前に行う建物診断でおおよその額を算出します。建物診断とはその名の通り、建物を診断し、どのような状態なのか確認することです。 診断方法には、 ・アンケート調査 ・目視検査 ・物理検査 ・バルコニー立入検査 などがあります。 その結果から、おおよその修繕費用や実施する時期、建物の劣化状況、大規模修繕計画の見直しなどを行います。 建物診断をすると、修繕したほうがいい箇所としなくていい箇所がわかり、無駄な修繕の工程を減らし、費用の節約につなげられます。   大規模修繕の費用の調達方法 先ほど紹介した費用相場の通り、大規模修繕には巨額な費用がかかります。資金調達の方法に頭を悩ませている人もいるのではないでしょうか? 以下では、大規模修繕の資金の調達方法を紹介します。 修繕積立金 大規模修繕は、主に修繕積立金を使って行います。修繕積立金は、居住者から毎月支払ってもらう、大規模補修の費用になる資金です。大規模修繕の内容次第では、足りなくなることがあります。 一時金と銀行からの借り入れ 修繕積立金が足りない場合は、銀行から借入する方法や居住者から一時金を追加徴収する方法があります。ただし、一時金を徴収されることに不満を持つ人や、急に対応できないというケースがあります。未収金を生むと工事内容の変更や支払いが滞るなどのトラブルにつながるでしょう。 「なら、銀行から借り入れが安全なのでは?」と思うかもしれません。しかし、こちらも結局は返済が必要なため、返済計画を立てなければなりません。よって、修繕積立金を値上げし、住民が支払えず、未払いにつながるというケースも出てくることが予想できます。   大規模修繕の費用を抑えるための対策 大規模修繕の際に銀行からの借入や一時金を生まないためにできる、費用を抑える対策には、 ・補助金を利用する ・丸投げしない ・工事内容を見直す ・相見積もりをする の4つがあります。以下で詳しく説明します。 補助金を利用する 自治体によっては、マンションの大規模改修に利用できる補助金を用意している場合があります。自治体によって助成の概要が異なるため、気になる方はお住まいの地域ではどのような助成金が用意されているのか一度調べてみてください。 管理会社やコンサルタントに丸投げしない 工事やその費用についての話は難しいからと、すべて管理会社やコンサルタントに丸投げしていると、いつの間にか工事費用が高くなっているということがあります。これは、見積もりに中間マージンが含まれていたり、コンサルタントが業者と組み、工事に起用した見返りのリベート(報酬)が含まれていたりするケースです。 費用や工事内容の話は難しく理解できないからと、管理会社やコンサルタントの話を聞かずに丸投げしていると、余計な費用を支払う羽目になる場合があるので気をつけましょう。 工事内容を見直す 大規模修繕の工事内容は、法律で定められているわけではありません。先ほど、大規模修繕の費用の出し方で説明しましたが、工事内容はその診断結果に沿って行います。よって、建物診断で劣化症状がひどくないとされた部分は、今修繕しないという選択もできます。 外壁やバルコニー、鉄部など一度にすべてを修繕しようとすると必然的に費用が高くなるため、診断結果を参考に修繕が必要な部分だけをしたり、足場の工法を変えたりするなど対策を取りましょう。 相見積もりする 見積もりは業者によって変わります。できるだけ費用を抑えたいなら、見積もりは1社からではなく、数社から取るといいでしょう。それぞれの内容や費用を比べると、より充実した内容で、安価な業者を選ぶことができます。   大規模修繕の工期 大規模修繕は一体どれくらいの期間で完了するのでしょうか? 以下では、計画から完了までの大規模修繕の工期を紹介します。一般的な戸建て住宅やアパートに比べると時間がかかるため、大規模修繕の周期である12年を目処として修繕ができるように計算しておきましょう。 計画から工事完了まで2〜3年 大規模修繕は、計画から工事完了まで2〜3年かかることがあります。 修繕の検討を始めてからが始まりです。管理組合の中から修繕委員を選出したら、管理委員会を設立し、工事内容や時期を検討します。 次に建物診断を行うため、管理会社や業者、コンサルタントに依頼します。 その後は、建物診断を元に費用や施工内容を決定します。施工会社は相見積もりを取り、工事価格や会社の特色、経営状態などを参考に選んでみましょう。 工事の内容や費用が決まれば、総会を開き承認をもらえたら実際の工事に取り掛かります。 工事期間は1年以上かかることも マンションの規模によっては、工事に5ヶ月〜1年以上かかるケースもあります。 50〜100戸の小〜中規模マンションなら、足場設置に15〜20日、下地補修には2週間〜1ヶ月、外壁工事と防水工事は1〜3ヶ月で、工事期間は約5ヶ月です。 しかし、100戸以上になると、ひとつ一つの工程にさらに時間がかかります。所有しているマンションの規模に応じて、大規模修繕を始める時期を決めましょう。   大規模補修は高い!費用が足りない場合を想定しておこう マンションの大規模補修は高いので、積立金では足りない場合があります。しかし、費用が足りない場合は、借り入れや補助金を活用したり、工事費用を抑えたりすることで、まかなうことができます。まずは建物診断を行い、大まかな費用を算出してみてください。そこで足りないとわかれば、この記事で紹介した方法を参考に資金を工面してみましょう。   2021年7月4日 更新
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地域密着15,000件の豊富な施工実績

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北九州市・福岡市を中心にしたこの地域の皆様に愛されてここまでこれたからこそ、地域に根差す皆様へ更なる恩返しをと思い、この度大規模修繕専門店であるSKリニューアルをオープンしました。
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代表成竹 正光

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