スタッフブログ塗装に関するマメ知識やイベントなど最新情報をお届けします!

SKリニューアルのスタッフブログ 記事一覧

北九州市小倉北区マンション大規模修繕工事が始まりました!

北九州市小倉北区にて、マンションの大規模修繕工事が始まりましたので シュミレーションの写真を元に紹介します。   古く老朽化したマンションで外壁の浮きやクラックが多く見受けられました。 外壁のモルタルが落ちかけている個所もあり危険な状態でもありました。 市街地中心の目立つ位置に建っておりテナントも入っていることから、 外壁を強靭に修繕するだけでなく、建物のデザインを一新することにより 目立った建物になれるだろうと提案いたしました。 管理組合様にもご納得いただき、デザインの構成に時間をかけて打ち合わせを行いました。   まずは、こちらから数パターンのイメージをご提案し、管理組合様のイメージするカラーなどを 概ね決定するところから始めます。 グレー、ブラック、ネイビー、ホワイトといったカラーで艶のないマットなイメージが好みだと見受けられましたので、 そちらでシュミレーションを数パターン作成しました。   向かって右側の外壁面は隣接して建物が建つ予定があり、今後この間は狭小になるということでしたので デザインはせず防水塗装を入念に行うことにしました。   外壁にマンションのイニシャルを入れることも可能です。 当社では貸テナントなどの入居率を上げる為の提案を行います。 具体的な方法としては、時代に合った提案そしてブランディングを軸としたロゴの提案をします。 時代に合わせて、その時の適切なデザインにすることで入居率が大きく変わってきます。 またエントランスや内装も一部提案しております。 こういった提案もイメージが一新しますので入居率の改善へと繋がります。   アクセントにグラデーションラインを入れる提案を致しました。 管理組合様からも雑誌やインターネット上でこういう建物が好みなどという意見をもらい、 それをできる限り反映致しました。 お金をかければいいものが出来上がるのは当然ですが、 私たちは大規模修繕工事の専門店だから出来る工夫を、何ができるか考え、コストを最小限に抑えて最大限の見た目を変えるデザインを提案しています。   2023年7月28日 更新
外壁デザイン施工中の様子公開

北九州市小倉北区外壁下地補修工事の紹介!

今回は、北九州市小倉北区のマンション大規模修繕工事における 外壁タイル下地補強工事について施工事例を元に紹介します。                       *前面打診調査の様子                     *傷み等、不具合個所のチェック   マンションでは、地震などの自然現象を受けて外壁のモルタルやタイルが剥落することがあります。 このような剥落は、近くに住民がいる場合、事故につながりやすく危険を伴います。 そこで、未然に剥落の原因となるモルタルやタイルの浮いている部分を 補修することが重要になってきます。 マンションの大規模修繕工事は外壁の浮きの補修を行う良い機会なので、 もれなく補修する必要があるでしょう。 そこで、まず熟練された診断士による性格な下地調査を行います。 下地調査が完了した後に、管理組合や修繕委員会の方と一緒に劣化状況の確認を しっかりと行い、報告することが大切になります。 その後、下地補修の項目の正確な実数がでますので、その項目に沿った補修を 行っていくことで、もれがなく補修することができます。                   *アンカーピンニング下穴開けの様子                    *アンカーピンニング下穴開け完了の様子   その補修の一部として、剥落が起こらないように外壁の浮きの補修を行います。 浮きの補修には、一般的にアンカーピンニング工法を用います。 この工法は、浮いているモルタルやタイルの部分を電動ドリルで削孔し、 エポキシ樹脂を充填します。 その後、アンカーピン(ステンレスピン)を挿入し仕上げを行います。                    *タイル浮き部エポキシ樹脂注入の様子                     *注入部アンカーピン打ち込みの様子                    *アンカーピン打ち込み完了の様子   このように、アンカーピンを浮いている部分に入れることでモルタルや タイルの剝落を防ぎ、予防します。 人がよく通る通路や駐車場などの面の高所は、タイルが落ちると大事故に直結しますので入念な点検と補修工事が必要となります。 剥落を未然に防ぐことで安全に住めることに繋がりますので、モルタルなどの 浮きは大規模修繕工事の際に必ず補修するようにしましょう。       2023年7月11日 更新
施工中の様子公開

北九州市八幡西区でビル陸屋根防水工事を実施!

  今回は、ビル陸屋根の防水工事を施工事例を元に紹介します。   ビル・アパート・工場などの修繕工事で最も注意しないといけない工事個所は折半屋根です。 下からは見えにくい個所となりますので傷みの進行がわかりづらく、気付いた時には塗装では手遅れの場合もあります。 接合部分や止金具からの雨漏りも多く、葺き替えが必要な場合もあり定期的なメンテナンスは欠かせません。 上記写真のような状態は、下地の確認をした結果ギリギリ修繕で大丈夫な状態でした。   アンテナ等が設置してある場合は、倒れないように番線ワイヤーで固定されています。 緩んでいることが多いため張り直し、又は取替えが必要です。   飛散防止や安全確保の為に仮設足場を建てメッシュシートを張ります。 皮スキやサンドペーパー、サンダー等で錆を落としていきます。 穴が空いていないか点検してマーキングをし傷み個所の補修工事を行います。 防水塗装の密着をよくするために汚れをきれいに高圧洗浄で流し落とします。 補修工事、高圧洗浄が完了したら錆止めをします。   錆止め入り下地処理塗料を塗り漏れの無いよう厚みがつくようにローラーで塗装します。   仕上に使用する塗料は様々ありますが、陸屋根の場合は太陽熱を吸収しやすい為、遮熱タイプの塗料を使用する場合が多いです。 エスケー化研のクールタイトSiは太陽熱を反射し室内の温度を約3℃下げてくれる効果が得られます。 クールタイトSiは、低汚染・超耐久型アクリルシリコン樹脂系屋根用遮熱塗料で、 特徴としましては、低汚染機能を発揮し汚れの付着による遮熱効果の低下を防ぎ長期間に亘って高い遮熱機能を維持し、 防カビや防藻性にも優れていますのでお勧めの塗料です。 上記写真のように折半を結合している金具部分にはボトルキャップの取り付けをします。 ボトルキャップの目的は金具部分からの漏水を防ぐ役割と、錆の発生しやすい金具の保護です。 「サビヤース」「ナイトキャップ」「テンキャップ」といったような商品があります。   2023年6月20日 更新
施工中の様子公開

北九州市小倉北区にて外壁雨漏り改修工事を実施!

北九州市小倉北区にて実施した外壁雨漏り改修工事の施工状況を紹介します。   北九州市小倉北区にある9階建ての分譲型マンションの外壁改修工事を実施しました。 管理組合様のお悩みとして、建物向かって左側の出窓付近の外壁から雨漏りが発生しているとの事でした。 屋上と、左面の外壁を調査して防水工事をする施工内容となります。   通行量の多い道路になりますので、通行人の安全面と交通の妨げにならないように、誘導員を配置します。 また、高さ10メートル超え、工事期間が60日以上かかる場合、労働基準監督署に届出が必要となります。   高圧線が1.5m以内に隣接している場合には、高圧線の養生が必要となります。 工事前に九州電力に依頼し安全を確保します。 隣との間隔が狭いため、トラブルの無いよう近隣あいさつなどしっかり行います。   外壁面を調査したところ出窓裏面にひび割れがありました。   出窓上部にもひび割れがあり、雨漏りの可能性が高い傷みとなっています。 浮いている箇所などを斫り、鉄骨の錆止めを行い、モルタルにて成型し防水工事を行います。   全体的に下地はセメント系のフィラーを使用し塗布します。 工事が完了しましたら足場をすぐ解体するのではなく雨漏りしてしまわないか雨天経過観察を行いました。 このように、雨漏りなどで大規模修繕の時期まで待てないような場合は、部分的に先行して工事を行います。 出窓からの雨漏りは非常に多く、高層マンションの場合なかなか工事ができませんので、 足場を建て、入念に調査をし念入りに工事を行います。   ロープにて工事をする場合もありますが、今回は雨漏り箇所の特定が難しいと判断し、 足場を建ててしっかり調査しました。 仮設足場→打診調査マーキング(雨漏り調査)→下地補修浮きひび割れ補修→高圧洗浄→養生→ シーリング工事→下地調整→出窓部防水工事→鉄部雑部塗装→中上塗り→経過観察→足場解体→清掃  今回はこのような流れで工程を組みました。                         2023年6月13日 更新
施工中の様子公開

北九州市マンション大規模修繕のシーリング工事

北九州市門司区でマンションの大規模修繕工事が行われています。 今回はその中のシーリング工事について施工事例をもとに紹介します。   まず🟢🟢 シーリング工事とは? 「建物の外壁ボード間のつなぎ目」や「外壁とサッシの隙間」など、動きの多い目地または 隙間などに高度の防水性・機密性等を確保することを目的とした工事のことです。   なぜ🟢🟢 シーリング工事をしなければならないのか? シーリング工事を行うことによって、建物の隙間からの雨水の侵入を防ぐことができます。 さらに、地震で建物が揺れた時や強い風の風圧を受けた時に、目地(部材間の継ぎ目)の動きに 追随、伸び縮みをし、建物を漏水等から守ることが期待できます。一見すると地味な修繕ですが、 建物を長く大切に使うために欠かせないのがシーリング工事です。   シーリング工事をした後🟢🟢 建物の隙間を埋めたシーリング材がその役割をしっかりと果たすには、定期的なメンテナンス が必要です。常に外部環境にさらされるシーリング材は、太陽の紫外線等の影響を受け、約5年 程経過するとひび割れ、肉やせ、剥離などの劣化が始まるからです。 メンテンスを怠ると、 水を通す隙間を塞いだり、建物の動きに追随して伸縮するという本来の性能が発揮できなくなり、 建物全体の劣化をスピードアップさせてしまいます。   ~シーリング工事の手順~ シーリング工事には、「打ち替え工事」と「打ち増し工事」があります。 打ち替え工事とは、既存のシーリングをすべて取り除いた後に、新しいシーリングを充填する工事 のことです。打ち増し工事とは、既存のシーリング材の上に新たにシーリング材を足す工事のこと です。打ち増し工事は、シーリング材が硬化やひび割れなど劣化が進み切っていない場合に行われる 予防的な処置となります。既存のシーリング材を撤去する作業がない分、打ち替えよりも単価を抑え ることができます。   では、北九州市門司区の現場のシーリング工事の様子を手順を追って紹介します。 こちらの現場は、シーリングの「打ち替え工事」となります。 〈除去〉打ち替え工事の場合 既存のシーリング材を取り除きます。   〈清掃〉 新しいシーリング材を埋め込む前に、古いシーリ ング材が埋め込まれていた部分を綺麗に掃除しま す。   〈バックアップ剤/ボンドブレーカーの取 り付け〉 シーリング材を充填する前に、シーリング材が建 物のゆがみや動きについていけるようにするため に、バックアップ剤やボンドブレーカーを取り付 けます。 ※バックアップ剤とは、シーリング材を充填する 目地(部材間の継ぎ目)の深さを調節し、三面接 着を防ぐものです。外壁のシーリング工事は、二 面接着が基本です。三面接着では、シーリング材 が自由に動けなくなり建物のかすかな動きに追従 したり建物にかかる力を干渉したりという役割を 果たせなくなるからです。ボンドブレーカーは、 継ぎ目が浅くバックアップ材が入れられない時に 使われる部材です。   〈マスキングテープによる養生〉 シーリングに使う薬剤が余分な場所に付着しない ように、マスキングテープで保護します。   〈プライマーの塗布〉 シーリングを施す場所に錆やホコリがなく乾燥し ていることを確認し、シーリング材を目地に接着 するプライマーを塗布します。   〈シーリング材の充填〉 コーキングガンと呼ばれる器具を使い、シーリン グ材を目地に充填します。   〈へらで鳴らす〉 充填したシーリング材を、へらを使って押えて圧 着っさせます。密着性を高めるとともに、余分な シーリング材を除去し、表面をきれいに整えます。   〈工事完了〉 シーリング材が乾ききる前に、マスキングテープ をはがして完了となります。   ***シーリング工事で注意した点*** シーリング工事は耐用年数の低下につながるため、雨天時や低温の日を避けて施工しました。 打ち替えというのは、きめの細かい作業を確実に行わなければならない難しい作業ですので、 雑な工事をすると後にひび割れや水漏れなどの不具合につながりますので有資格者による専門家 による施工を行いました。     2023年5月23日 更新
施工中の様子公開

北九州市マンション大規模修繕工事のマーキング調査

今回は、外壁塗装をする前の調査・マーキングについて紹介します。 大規模修繕工事では仮設足場工事が完了するとすぐに外壁の調査・マーキング作業に取り掛かります。 調査の範囲は磁器タイル面、吹付タイル面、バルコニーや共用廊下の壁・天井・床面、階段室の壁・踏面・蹴上・踊場・上裏、 エントランス内壁・天井等が対象となります。 ●マーキング調査とは? 大規模改修工事において、皆様がお住まいのマンションの補修工事に先立ち、タイルやモルタル及び塗装、コンクリートなどの劣化部分の調査を行います。 事前にどこの部分がどのように劣化しているのかを確認し、劣化部分に目印(マーキング)を残す調査のことをマーキング調査といいます。 カラフルな色で外壁に目印をつける為、一見落書きのようにも見えますが、事前に決めた補修工法で適切に補修工事を行うための重要な調査になります。     ♦マーキングの様子       ●音の違いで見分ける劣化状況の違い マーキング調査では劣化部分ごとに目印(マーキング)を残すとお伝えしましたが、実際の調査ではどのように劣化の種類を見分けているのでしょうか。 劣化状況は《目視で判断》する場合と《音で判断》する場合があります。 例えば、モルタルの補修工事でいえば、《目で判断》できる内容としては、モルタル表面にひび割れが入ってないか、 欠けてないか、モルタルが部分的に大きくたわんで膨らんでないかなどを確認します。 《音で判断》する場合としては、モルタルを打診して音の違いで、モルタルがきちんと接着しているか否かを確認します。   【モルタル面のマーキング調査】 モルタルの浮きや剥離の主な原因の一つとして、 日中と夜間の温度差による乾燥収縮が原因で、収縮係数の違うモルタル面と下地材が挙動することにより生じます。 その他、様々な理由から耐油の浮きや剥離が生じます。 下記写真は打診棒を使って浮き等を打診調査している様子です。《音で判断》 下地とモルタルの間に空気層ができることで音が響きます。 実際に浮いていると乾いた音がします。 打診調査で浮いてる箇所を特定できたらテープや蛍光ペンなどを使用してマーキングしていきます。 (タイルの場合はテープで囲っていき、モルタルの外壁では跡が残らないようなペンやスプレーを使用して マーキングを行います) 打診調査により浮いてる箇所特定し マーキングしていきます。(こちらの現場はモルタル外壁だったためスプレーを使用して行いました) 建物図書がある場合には実際の建物と並行して図書に必要な補修箇所を書き込んでいきます。 見積の時点では概算での数量になりますので実際に足場を組んで打診調査を行ってみたら倍近い数量があったという事もあります。 このような場合は発注者様と協議を行いどの様に進めていくか話し合いをおこなってから作業を始めていきます。 逆に数量が少ない場合もあるのでこのような場合にも発注者様と協議をしてから作業を進めていきます。 打診調査は目視では分からないこと明確にしていくのが目的ですので大規模修繕工事では絶対に必要な項目になります。 人通りのある場所では外壁のタイルやモルタルが落下してしまうと大事故につながるので打診調査で脆いところを 発見し事故防止に役立てることができます。 ♦まとめ 今回は外壁塗装工事を始める前に必要なマーキング調査について説明させていただきました。 見た目だけでは判断できない劣化状況についても打診棒を使用した打診音の違いで判断することが必要です。 マーキング調査は下地補修前に劣化状況を見極める為の重要な調査です。 マーキング補修では0.3mm以下のヘアークラック、0.3mm以上のクラック、爆裂、外壁浮き等の傷みの種類や 大小に分けてスプレーの色や印を変えてマーキングを行うと作業効率が上がります。               2023年5月16日 更新
大規模修繕の豆知識

北九州市門司区 大規模修繕工事の防水工事が完成!

前回は通気緩衝工法のシート貼りの施工状況の紹介でした。今回は、続きでもありますウレタン防水塗布の施工状況について紹介します。   ・ウレタンの溶剤を混ぜる  ウレタン防水材は、主剤と硬化剤を混ぜて使用することが主流です。この液体を、屋上に塗装していきます。建物や防水の状態ごとに配合を変えるため、硬さや粘土が大事になってきます。   ・ウレタン防水(1層目) 通気シートをひいた後、ウレタン防水の一層目を塗っています。隅部から丁寧に処理します。   ・ウレタン防水(パラペット) パラペットの部分(隅部)は、不具合(ひび割れ)が起きやすいため、丁寧に念入りに作業する必要があります。   ・ウレタン防水(パラペット・刷毛)  通気シートをひいた後、ウレタン防水の一層目を塗っていきます。隅部から丁寧に処理します。   ・ウレタン防水(2層目)  ウレタン剤をまく 晴天の日は硬化スピードが早いため素早く防水加工をしていきます。天気によって、作業スピードを変えていきます。   ・ウレタン防水(2層目)  ウレタン剤を伸ばす ウレタン剤を撒いた後、素早く伸ばしていきます。   ・ウレタン防水(シーリング工事)  防水加工後でも小さい穴が空いてるため、シーリングを注入し、きれいに埋めていきます。最後までしっかり丁寧な工事が必要です。   ・ウレタン防水(ドレン周り)  ドレン周り(排水口)は、水が通るところなので丁寧に防水加工をしていきます。   ・ウレタン防水(脱気筒まわり)  脱気筒は、とても大切な機能をもっているため、より丁寧に防水加工をしていきます。   ・クラウド水抜き  手摺に溜まっている水を一度抜くため、また、クラウド注入するための穴を空けています。   ・ウレタン防水(手摺・クラウド注入)  手摺がガタガタになっている建物に、手摺の根本にクラウド剤(腐食防止)を注入していきます。腐食を防ぐだけでなく、手摺の強化にもなり安全対策に効果があります。防水専門業者では、屋上防水のスペシャリストのため細かい部分にも提案してくれます。   ・ウレタン防水(トップコート) 遮熱入りのトップコート(最上位保護層)を塗っていきます。太陽の紫外線による防水塗膜の劣化を防ぐ塗料です。一番見える部分なので、より丁寧にローラーで塗っていきます。   ~今回この工事を行った際の注意点~  ・既存の防水シート撤去をしたため、雨漏り等を起こさないよう天候をみてスピードを上げて作業しなければならなかった事。  ・屋上に水溜まりができないよう不陸の調整が必要だった事。  ・エレベーターの無い建物だっため工期の遅延に気を付けなければならなかった事。         2023年5月9日 更新
施工中の様子公開

北九州市門司区にて屋上防水工事絶縁工法シート張り状況

前回は下地処理と下地調整の紹介となりました。下地に凹凸があるままシートを張り防水を行うと漏水やシートの剥がれ、水たまりが出来るなどの様々な不具合の原因となりますので下地処理や下地調整は大事な工程です。 [gallery size="full" columns="2" ids="19384,19385"]   今回はウレタン防水塗装施工前の通気緩衝シートの施工状況の紹介です。工事前の既存の状態は改質アスファルトシート防水でした。雨漏りが発生されており雨漏りの補修工事跡がありましたが、雨漏りは止まらず雨漏り箇所の特定が難しいため今回既存防水シートを全て剥ぎ取り躯体の状況を確認して下地処理入念に行いました。既存シートを剥ぎ取り下地処理が完了したら画像の絶縁シートを張り付けます。このシートを張ることにより躯体と防水層を分離させ漏水を防ぎます。サラセーヌ通気緩衝工法です。シート張り合わせはジョイントテープを貼り端末には端末テープを貼ります。シートを張る際はしわやよれが無いように注意して張ります。 [gallery size="full" ids="19386,19389,19388"]   写真のようにジョイントテープを貼り端部には端末テープを貼ります。ジョイントテープは防水剤が入るのを防ぐ事と通気させる効果があります。端末テープは端末のシートの浮きや反りを防ぐ役割をします。画像にはありませんが改修ドレンの施工はシートを張る前に行います。既存防水シートを撤去して通気緩衝シートを張り終えるまでの間は天候には注意する必要がありますので工程を組む際には週間天気予報の確認を必ず行います。     [gallery size="full" ids="19391,19392,19393"] 30~100㎡以内に1つの脱気筒をとりつけます。取付箇所のシートにカッターで切り込みを入れて通気を促す貫通孔をドリルで開けます。下地の水分や水蒸気を導きやすくします。脱気筒はアンカープラグで固定します。取付位置は脱気効率を考えて配置いたします。補強布を敷いて土台部は完全密封いたします。脱気筒を取り付ける理由は躯体からの空気や水分、水蒸気により防水塗膜の膨れや浮きを防ぐ為です。脱気筒で空気や水分、水蒸気を逃がし防水効果を長持ちさせます。また水分を外に逃がす事でクラックが起きにくいなどのメリットもあります。 次回の工事はウレタン防水塗布の施工状況です。工事内容はコチラ   2023年5月2日 更新
施工中の様子公開

北九州市での大規模修繕工事スパンと劣化事例等について

北九州市で初めて大規模修繕工事をお考えの皆さんへ   今回は主に大規模修繕工事の工事スパンと劣化について記した いと思います。 マンションの塗り替え・大規模修繕工事は、 およそ10~15年周期で行われる修繕工事です。 修繕の内容、規模によっては、工事費用が数千万になることもある大掛かりな工事ですので 費用を無駄にせず、かつ満足する工事を成功させるために、 マンション大規模修繕工事の基礎知識を理解しておきましょう。 大規模修繕の「修繕」は、簡単に言えば修理です。そのため、原状回復を意味します。 なぜ、修繕をしないといけないかといいますと、建物を長持ちさせるためです。 強固な鉄筋コンクリートといえども、長期に渡ってメンテナンスを怠ると、劣化がすすみ、 建物の寿命を大きく縮めることとなります。 劣化事例として 1:外壁のカビ・コケ   外壁の含水率の上昇が原因 塗膜の劣化により、外壁の含水率が高まる と、カビやコケなどの微生物が発生します。 日本の温暖多湿な気候・風土も繁殖を助長し ます。             2:外壁のチョーキング   塗膜の撥水・防水機能が低下 塗膜が熱や紫外線の影響で風化し、樹脂が 希薄になると、顔料が粉状に表面に浮き、触 ると手にチョークの粉のように付着します。         3:外壁のひび割れ   水分が内部に侵入、劣化を誘発 コンクリートが中性化すると、建物自体の軸 となっている内部鉄骨が錆び、膨張して爆裂 を誘発します。 耐震性を低下させることも。         4:屋上防水の劣化   放置すると下地材が腐食 紫外線、雨・風・寒冷など環境変化の繰り返し により、シート接着面の強度が低下し、割れ や剥がれが生じます。雨漏りの大きな原因に なります。         5:付帯部の劣化   部位により、劣化症状は様々 付帯部は部位により、素材が異なるため、 劣化症状も多様です。雨樋や塀、帯板など付帯 部の劣化は雨漏りの原因となり、また、美観性を 損ねることになります。         このような劣化の進みを大規模修繕は何年に一度くらいの周期で工事すべきかといい ますと、最大でも15年に1回は必ず行うのが一般的です。 国土交通省の統計によると12年±2年程度の周期で大規模修繕工事が実施されています。 最近はこの12年±2年というスパンをいかに長く改善させる事ができるかが大きな課題と なっております。 一方、各回に実施される内容については、通常は経年劣化や不具合の補修をする原状回復を 目的とする修繕が1~2回目の向上や建物のスペックを改良する改修が組合様の合意形成に もとづいて行われることが多くなります。 屋根・外壁の施工の目的は、「見た目を美しくする」のも大事ですが、本来の目的は、 雨水の侵入を防ぎ大切な収益物件を長持ちさせるために行います。 修繕積立金の額・雨漏りの発生など、建物の傷み具合・見た目の状態も考慮して 決めましょう。     2023年4月25日 更新
大規模修繕の豆知識

地域密着15,000件の豊富な施工実績

この度はSKリニューアルのHPをご覧いただき誠にありがとうございます。
SKリニューアルは北九州市で創業30年以上のエスケーハウス株式会社が運営しております。
北九州市・福岡市を中心にしたこの地域の皆様に愛されてここまでこれたからこそ、地域に根差す皆様へ更なる恩返しをと思い、この度大規模修繕専門店であるSKリニューアルをオープンしました。
1棟1棟を丁寧に施工し、数十年後の安心をお客様へお届けします!
現在のアパート・マンションにご不安や懸念事項がありましたらお気軽にお問い合わせください。
プロがすぐに駆け付けます!

SKリニューアル
代表成竹 正光

皆さまのお越しをお待ちしております!!

  • SKリニューアルショールーム
  • SKリニューアルショールーム
大規模修繕を成功させる!オリジナルガイドブック