北九州市大規模修繕工事による貯水槽修繕工事
北九州市小倉北区にてマンション大規模修繕工事の際の貯水槽修繕工事について
写真を元に紹介します。
高架水槽修繕工事前写真①
排水管が劣化して破れている為、応急処置がされています。
高架水槽工事前写真②
高架水槽本体の保護塗装が剥がれている為塗装が必要です。
高架水槽工事前写真③
配水管カバーが劣化して破れています。
高架水槽工事前写真④
梯子が錆びているので修繕が必要です。
マンション大規模修繕工事の際に漏水点検を行います。
特に屋上防水工事と高架水槽の点検は欠かせません。
受水槽から繋がる配水管の老朽化による漏水や高架水槽の亀裂からの漏水など
細かい点検が必要です。
また定期的に清掃が行われていない場合には、
生活水が濁り不衛生になってしまいますので注意が必要です。
管理会社に管理を依頼しても見落としている場合も少なくありませんので
定期的に(毎日の生活に係る重要なことなので)注意して確認しメンテナンスを行いましょう。
貯水槽には、受水槽や高架水槽などがあります。
受水槽とは、ビルやマンションなど多くの水を使う建物などで
供給された水をいったん貯水しておく水槽のことです。
ビルやマンションでは屋上に高架水槽がある場合、
地上にある受水槽に水をため高架水槽にポンプで水を上げます。
屋上に配水管で水を上げることにより水圧により水を各部屋に送ります。
この仕組みは災害時に高架水槽に溜まった水で給水を確保することができます。
大規模修繕工事の際にはこの受水槽、高架水槽の架台の錆など
劣化の修繕と水槽の特殊塗料による塗装は必ず行うと言っていいでしょう。
また排水管の錆止めや排水管カバーの取り換えなども行います。
台風の後など強風により高架水槽の蓋が外れていてそのまま放置されていて
雨水が水槽内に入り不衛生になり内部にゴミや苔が生えているようなことになれば、
水抜きを行い清掃をしなければなりません。
蓋に隙間やゆるみがあり外れやすくなっていないかなど細かい点検が必要です。
これらの貯水槽を新しいものに交換するとなるとかなり高額になりますので
定期的なメンテナンスをすることで衛生を保つようにしなければなりません。