北九州市分譲マンション大規模修繕工事~仮設工事編~
北九州市の分譲マンションにて大規模修繕工事の仮設工事について
写真を元に紹介します。
マンション大規模修繕工事における仮設工事は、
大きく分けて直接仮設工事と共通仮設工事があります。
【直接仮設工事】とは、足場工事(くさび式 手摺先行 壁繋ぎ 昇降階段 巾木等)
飛散防止養生(メッシュシート等) 資材運搬 資材荷揚げ 開口部養生及び補強
落下物防護棚(朝顔等) 侵入防護棚(ガードフェンス)
水平落下防止養生(ラッセルネット等) 安全対策(チューブライト・ガードマン等)
植栽処置 駐輪場屋根脱着 清掃 など
マンション大規模修繕工事に直接かかわる仮の設備や作業のことを言います。
工事期間中、事故など無いよう安全に工事を進めるために
しっかりとした足場を組み作業の効率を図ります。
【共通仮設工事】とは、仮設事務所 作業員休憩所 資材倉庫 仮設トイレ
仮設電気 仮設水道 事務所内備品 安全標識 仮設照明 代替駐車場
廃材処分 床ELV等各種養生 アスベスト他各種申請 など
直接の作業には関係しないが工事を進めるうえで必要になる工事のことを言います。
マンション住民の生活に出来る限り差支えが無いよう工事を進めるために必要不可欠です。
駐車場が使えない期間、臨時駐車場で事故の無いよう
防犯カメラや照明を設置し防犯や安全対策も行います。
仮設事務所では、現場代理人(10年以上の工事経験者、2級施工管理以上)が常駐します。
現場代理人による毎日の工事ミーティングは作業員の入退場確認、
安全確認、本日の工事予定確認、住民へのお知らせを行い、
週に1度の全体工事会議は工事の進捗確認と今後の予定、問題事項の解決など
週刊ミーティングを定期的に行い意思疎通を図ります。
現場作業員任せではなく細かく工事チェックを行うことで
工事のミスなどを事前に回避することができます。
資材倉庫の整理状況や足場上の整理状況などのチェックも行います。
こういったことを毎日毎週繰り返すことにより安全確保と工事品質向上に繋げます。