分譲マンション大規模修繕工事が始まりました!~続編~
先週に引き続き分譲マンションの大規模修繕工事着工前準備の様子を
写真を元に紹介していきます。
工事期間中は、マンションエントランス内にホワイトボードを設置いたします。
ホワイトボードは、マンション住民様の目につく目立つ場所に設置し、
工事の進行状況や本日の工事内容、注意事項、住民様へのお知らせ事項などを掲示いたします。
バルコニーの使用制限などは洗濯物がバルコニーに干せない日がありますので
注意して確認していただけなければなりません。
個別のお知らせについてはポストに投函するなど細かなお知らせが必要な場合があります。
住民様からの要望や苦情などは、別途ポストを設置して
工事中のトラブルを最小限に防ぐように努めます。
タイル部分が多い年数の経過したマンションはタイル補強工事が重点となり
期間が長くかかりますので工事の際の機械の騒音など工事期間と時間などを
明確にお知らせしてマンション住民様の協力のもと工事を進めていかなければなりません。
このように長期間の工事となりますので工事業者とマンション住民様との意思の疎通を
しっかりと細かく行う必要があります。
工事期間中はエレベーターや通路にシートなどで養生を行います。
塗料が靴などに付着し床や壁が汚れないよう未然に防ぎます。
養生は工事において重要な作業の1つとなります。
破れたり汚れたりした場合は1度部分的に解体を行い清掃後、
張り直しを行い清潔な養生を保つ必要があります。
仮設トイレの設置を行います。
マンションの汚水マスと水栓のある場所付近で
トイレの入り口の向きに注意して設置いたします。
設置場所に汚水マスや水栓が無い場合はくみ取り式にしますが、
臭いが気になりますので水洗トイレを出来る限り採用するように致します。
現場事務所を設置いたします。
1名現場代理人を選任し常駐します。
工事中の荷受けや工事管理、急な変更やトラブル、事故など
事務所に現場代理人がいつもいることで住民様も職人も様々なことで安心できます。
工事状況は、この事務所ですべてがわかるようになっています。
現場事務所は工事会社の営業所のような存在です。