北九州市八幡西区でビル陸屋根防水工事を実施!
今回は、ビル陸屋根の防水工事を施工事例を元に紹介します。
ビル・アパート・工場などの修繕工事で最も注意しないといけない工事個所は折半屋根です。
下からは見えにくい個所となりますので傷みの進行がわかりづらく、気付いた時には塗装では手遅れの場合もあります。
接合部分や止金具からの雨漏りも多く、葺き替えが必要な場合もあり定期的なメンテナンスは欠かせません。
上記写真のような状態は、下地の確認をした結果ギリギリ修繕で大丈夫な状態でした。
アンテナ等が設置してある場合は、倒れないように番線ワイヤーで固定されています。
緩んでいることが多いため張り直し、又は取替えが必要です。
飛散防止や安全確保の為に仮設足場を建てメッシュシートを張ります。
皮スキやサンドペーパー、サンダー等で錆を落としていきます。
穴が空いていないか点検してマーキングをし傷み個所の補修工事を行います。
防水塗装の密着をよくするために汚れをきれいに高圧洗浄で流し落とします。
補修工事、高圧洗浄が完了したら錆止めをします。
錆止め入り下地処理塗料を塗り漏れの無いよう厚みがつくようにローラーで塗装します。
仕上に使用する塗料は様々ありますが、陸屋根の場合は太陽熱を吸収しやすい為、遮熱タイプの塗料を使用する場合が多いです。
エスケー化研のクールタイトSiは太陽熱を反射し室内の温度を約3℃下げてくれる効果が得られます。
クールタイトSiは、低汚染・超耐久型アクリルシリコン樹脂系屋根用遮熱塗料で、
特徴としましては、低汚染機能を発揮し汚れの付着による遮熱効果の低下を防ぎ長期間に亘って高い遮熱機能を維持し、
防カビや防藻性にも優れていますのでお勧めの塗料です。
上記写真のように折半を結合している金具部分にはボトルキャップの取り付けをします。
ボトルキャップの目的は金具部分からの漏水を防ぐ役割と、錆の発生しやすい金具の保護です。
「サビヤース」「ナイトキャップ」「テンキャップ」といったような商品があります。