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防水工事の種類とそれぞれの特徴をご紹介!

大規模修繕の豆知識 2021.10.19 (Tue) 更新

みなさん、お世話になってます。SKリニューアルです。

本日は、「防水工事の重要性と行うべきタイミングのご紹介!」という記事に続いて、防水工事の種類とそれぞれの特徴についてご紹介したいと思います。防水工事は、大きく4種類あるといわれており、順に説明していきます。

①ウレタン防水

ウレタン防水の特徴

ウレタン防水は、液体状の防水材を施工箇所に塗装を行うことで、防水効果を施す工法になっています。主に、戸建てや、雨漏りしている箇所に使われるケースが多く、耐用年数は8~12年となっています。

メリット

メリットとして、液体のウレタンを塗装することにより、防水層を形成し、防水効果を施す工法なので、施工箇所の形状に影響を受けにくく簡単に施工できるのが特徴です。また、臭いも発生しないため、周辺への影響も少ない工法になります。

デメリット

デメリットとして挙げられるのは、人の手で塗膜を形成させるため、職人によっては完成度に差が出やすいということです。また、経年劣化に弱いということもあり、他の塗料に比べて、耐用年数は短くなっています。

FRP防水

FRP防水の特徴

FRP防水の特徴として、ガラス繊維でできているマットを施工箇所に設置したのちに、上から、ポリエステル樹脂を塗装する防水工事の工法の一つです。主に、マンションアパートの屋上等で使われるケースが多く、一般的には、10~12年程度の耐用年数とされております。

メリット

FRP防水は、ガラス繊維でできているものになるので、車両の走行も可能な耐久性を誇ります。また、軽量になっており乾燥も早くなっているため、施工日数も2日程度で完了する点も魅力です。

デメリット

デメリットとして、やはり紫外線に弱くそこからひび割れが起きてしまう事になります。また、施工時に、化学物質が発生してしまう為、臭いの面では多少課題が残っているものにはなっています。

シート防水

シート防水の特徴

シート防水は、ゴムであったり、塩化ビニールでできているシートを専用の機械を用いて、施工箇所に接着剤で張り付けていく防水工事の工法の一つになります。主に、アパートマンションの共用部に用いられることが多く、ビルなどの屋上にも活用されるケースがあります。耐用年数としては、10~15年程度とされております。

メリット

シートを張り付けるという点なので、防水材の乾燥に時間がかかることがなく、広範囲にわたって施工を短期間でできます。その上、コストも節約できるメリットが挙げられます。

中でも、ゴムシート防水は、気温による変化に強く幅広い地域に対応可能です。

塩ビシート防水の工法は、紫外線や熱に耐性が強いという特徴があります。

デメリット

ゴムシート防水のデメリットとして、施工箇所が平らである必要があるという点が難点です。また、接着剤を用いて張り付けるため、接着剤の良し悪しが防水に影響が出る場合があります。

塩ビシート防水は、ゴムシート防水同様に施工箇所が平らである必要がある点が難点になります。

アスファルト防水

アスファルト防水の特徴

アスファルト防水破、ルーフィングと呼ばれる合成繊維不織布にアスファルトをコーティングしたものを施工箇所に貼る防水工事の工法の一つになります。ビルなどの大規模なモノに使われるケースが多く、耐用年数は長く15~20年になります。

メリット

アスファルト防水のメリットとして、昔から使われている安心できる防水工法の一つです。近年では、臭いの発生も抑えられており、コストも抑えて長期間の防水効果が期待できます。

デメリット

アスファルト防水のデメリットとして、屋上が重くなってしまう為、建物全体が重くなってしまいます。また、紫外線にも弱く、劣化が進みやすくなってしまうといった特徴があります。


おわりに

みなさん、今回は防水工事の種類とそれぞれの特徴についてご紹介しました。まとめると、防水工事には主に4種類あり、みなさんの物件や状況にあった施工方法を選定し、行う必要があります。雨漏りなどの漏水を止めたいといった相談の声も多く頂いており、満足いただけておりますので、お悩みの方は是非一度こちらから弊社の商品メニューをご確認ください。