宮崎県宮崎市大字新名爪のアパート修繕、屋根・外壁塗装が完成
宮崎県宮崎市大字新名爪のアパート修繕、屋根・外壁塗装が完成 施工データ
施工内容 | 外壁塗装屋根塗装 |
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施工内容詳細 | 外壁塗装・屋根塗装 |
価格 | 160万~200万 |
外壁材 | サイディング |
外壁使用塗料 | エスケープレミアムシリコン |
屋根材 | モニエル瓦 |
屋根使用塗料 | 水性 |
工事日数 | 1ヶ月 |
工事完了月 | 2019.8 |
共有部分廊下の防水 | プルーフロン(防水) |
施工前建物の様子
こちらが今回施工させてただいた施工前の写真です。
外壁はサイディングボードが使用されており、大規模修繕工事では2階建てのアパートなどでよくみられる外壁材です。
サイディングボードはセメント・石膏などを主成分にし、基材に吸水性があるのが特徴です。
そのため、建物を長持ちさせるためサイディングボードのメンテナンスは定期的に行う必要があります。
今回のアパートのサイディングも塗膜劣化がみられそろそろメンテンスが必要な時期なっていました。
こちらが実際に外壁を触ったときの様子です。
外壁を触ると手に粉が付くチョーキング現象が発生しております。
既存塗膜の劣化が一番簡単にわかる方法ですので、是非試してみて下さいね。
既存塗膜劣化はチョーキング現象だけではありません。
塗膜自体が割れてきていたり、塗膜が剥がれてきていたりなど細かな部分ではありますがところどころ劣化が見受けられました。
このような部分に関しては下地処理を行い一部補修をしてから、再度塗装を行っていきます。
また、日が当たらない部分には一部カビが繁殖しておりました。
カビやコケの繁殖は大規模修繕だけではなく戸建ての外壁でも見受けられます。
カビが繁殖しているからと言って100%塗膜が劣化しているわけではありません。
修繕を行ってから日が当たらない部分や湿気がこもりやすい部分、森や林の近くに建物があると
数年で繁殖してしまうこともありますが、そのようなときは塗膜を傷つけないように優しく洗い流しましょう。
次にこちらが既存屋根の様子です。
アパートの屋根材として珍しいモニエル瓦が使用されています。
モニエル瓦はセメント瓦の仲間ですが、一般的に言われるセメント瓦とは少し違います。
豪雨や強風にも耐える防水性を備えていて、断熱性にも優れている屋根材ですが、
モニエル瓦は着色スラリーというセメントの着色剤が塗られており
塗装を行う際は慎重に下地を選択し工事を行わないと塗膜が剥がれてしまう可能性が高く慎重に工事を行う必要があります。
共有部分廊下
今回は共有廊下部分に防水がしてありましたので、こちらも防止工事を行うことになりました。
今回は「プルーフロン」を施工していきました。
大規模修繕工事では屋上防水などでよく使用されている防水材になります。
工事保証について
大規模修繕工事の塗装工事では屋根3年、外壁10年の塗膜保証があります。
塗膜の膨れや剥がれの場合に塗膜の不具合が自然災害での不具合は保証対象外になります。