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北九州市マンションの防水工事が始まりました。

施工中の様子公開 2023.04.18 (Tue) 更新

福岡県北九州市門司区の大規模修繕工事の施工状況を
紹介します。

北九州市大規模修繕工事

種別:マンション
構造:RC
築年月:1984年9月
階建:5階建
総戸数:15戸
築年数:39年

今回、建築されてから2回目の施工となり、前回より
約20年ぶりの大規模修繕工事となります。

工事内容としては、屋上・外壁修繕工事となります

今回は、【ウレタン防水】通気緩衝工法で施工しました。

通気緩衝工法の流れに沿って工事中の様子を紹介します。

 ※通気緩衝工法とは・・・
下地の上に通気緩衝シートと脱気筒を取り付けて、その上に防水材を塗布していく方法です。
通気緩衝シートを貼ることで、浸水していた建物の水分を逃す事ができます。
その為、密着工法ではできなかった雨漏りの起きていた場所や、古い建物などにも適用ができます。

 ※ウレタン防水通気緩衝工法のメリット・・・
防水層の膨れを防水
優れた安全性と耐久性
脱ぎ目の均一な仕上がり
形状が複雑な場所に施工可能

 

屋上防水施工前

既存状態は改質アスファルト防水がしてありました。
(因みに雨漏りしている状態でした。)

 

・既存のシートを剥ぐ

防水シート剥がし中

シート下に浸水し全く密着していない
 劣化なのか施工不良なのかは闇の中です。

 突起物や古い塗膜をケレンします。
 古くなったコンクリートなどの表面はデコボコしていたり、ひび割れがあるため、下地を綺麗にします。

 

・下地をコーキング補修します。

下地補修

コンクリート目地や亀裂からの漏水を防ぐ目的と仕上がりを平滑にするための作業です。
 伸縮目地の撤去、ひび割れ部分の補修も行います。

 

・下地を調整します。

下地調整

カチオンフィラー(下地調整材)を使って、表面をより滑らかにするこで防水塗料の密着性が高まります。

 

・プライマー塗布

プライマー塗布

ムラがあると剥がれる恐れがあるので、まんべんなく均一に塗っていきます。

 

今回は屋上防水工事、通気緩衝工法の屋上防水施工前からプライマー塗布までの工事風景を紹介しました。

次回、通気緩衝工法の絶縁シート貼りの紹介です。

 

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